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介護の仕事に“ワクワク”を。中高生に介護の魅力を届けるブースを出展:北九州市様

北九州市が主催するイベント「北九州ゆめみらいワーク2024」にて、介護の魅力を伝えるブースの企画・運営を担当いたしました。

このイベントは、中高生が早い段階から進学や就職について考え、地元企業や大学などの職業体験や社会人との交流などを通じて、職業観を育み、地元定着につなげることを目的に開催されています。
北九州市の介護分野における先進的な取組みやテクノロジーの進化、高齢者疑似体験などを通して、介護に対するネガティブなイメージの払拭を図り、介護を“前向きに捉えるきっかけ”となるブースを展開しました。

① 高齢者疑似体験+介護職員との対話

視覚や聴覚が不自由な状態で買い物をする高齢者疑似体験を行った後、介護現場で働く職員の皆さまにご協力いただき、日々の工夫ややりがい、介護の面白さについて直接お話しいただきました。

② 最新の介護テクノロジー体験

北九州市では、ICT・介護ロボット等を活用した介護現場の業務改善手法となる「北九州モデル」を構築し、介護現場における介護の質の維持・向上や、介護職員の負担軽減及び生産性向上の実現に取り組んでいます。

中高生にも「北九州モデル」の一端を体験してもらうために、マッスルスーツ、Hug、コミュニケーションロボットなど、介護現場で導入が進む最新機器を展示。「介護=大変そう」といったイメージの払拭を目指し、テクノロジーを切り口に、介護と接点を持てる体験を提供しました。
※本コーナーは、北九州市介護ロボット等導入支援・普及促進センターを展開する麻生教育サービス株式会社様のご協力のもと実施しました。

③ 北九州市の今とこれからを学ぶクイズ展示

北九州市は、介護人材不足に対応していくために、地域全体で介護を支える「介護シェアリング都市」の実現に向けて様々な取組みを実施しています。

そこで、株式会社プラスロボが運営する「スケッター」を活用した介護のすそ野拡大事業や外国人介護人材の育成支援など、北九州市が展開する介護施策をクイズ形式で紹介。学生にとって身近な形で、自治体による支援の広がりや介護の可能性を学べるよう工夫しました。

④ アウトプットによる“深い学び”のデザイン

「自分の家族が介護を受けるとしたら、どんなケアが良い?」「未来の介護でワクワクしたことは?」といった問いを提示し、体験後に感じたことを付箋に書いてアウトプットする時間を設けました。

体験の導線設計や、スタンプラリー活用、ノベルティ配布などの工夫を通じて、2日間で延べ584名の学生が介護ブースを訪れました。学生からは、
「これから北九州が変わっていくのがワクワクした」
「介護の仕事は大変なだけじゃなくて、面白さややりがいがあると知った」
「テクノロジーがたくさんあって、未来の介護が楽しみになった」
といった前向きな感想が数多く寄せられ、介護に対する印象の変化や関心の広がりが実感できる結果となりました。

北九州市様からの委託により、本イベントとは別に、若手介護人材のネットワークづくりや次世代の介護リーダーの発掘を目的としたワークショップイベントの企画・運営も実施しており、そちらについては別記事にて掲載予定です。

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