【介護の採用教室 2時間目】求職者が思う介護業界のイメージって?
2019/11/21
こんにちは!Join for Kaigo(現:Blanket)の瀬良です♪
福祉・介護業界の採用について学び始めて3ヵ月。
日々の業務の中での学びをここでは皆さんにご紹介できればと思います。
既に皆様がご存知の情報も入っているかもしれませんが、少しでも採用にお困りの方へ役立つ情報を掲載できればと思っておりますので是非読んでみてください♪
それでは本日は2回目の記事です♪
前回もお話したように採用活動には「相手(求職者)の理解」「自社の理解」の双方が必要になってきます。
本日は「相手の理解」についてお話をしていきます!
実際求職者は福祉・介護業界のイメージをどう思っているのでしょうか?
こちらは、マイナビが調査をした就活中の大学生の業界イメージ調査から、介護業界のイメージを抜粋しています。
残念ながら、介護業界は大学生に「給与・待遇」「福利厚生」「定着率」で、40業種中最下位というイメージを持たれています。
介護・福祉業界で働いている皆さん。果たしてそうでしょうか?
確かに夜勤はあるがしっかり週休2日とれる、有給もとりやすい、残業も少ない、夜勤手当や昇給もあり給料も悪くない…と思っていらっしゃる法人様もいるのではないでしょうか?
世間のネガティブイメージが定着し、学生たちも実際の環境よりも悪いイメージを膨らませてしまっている場合があります。
介護・福祉業界の本当の姿が十分に伝わっていないのです。
私も実際に学生時代ボランティアに行きました。昔のことを何度も語ってくれる認知症のおばあちゃん、車いすの使い方を見せてくれるおじいちゃんがいてとても楽しく、また入居者の方がお話をして笑顔になったときはすごく嬉しくやりがいのある仕事だと感じました。
ただ実際に私も学生時代、周囲の意見や福祉のイメージによって介護職を諦めてしまいました。
ただその一方で学生が持つ介護・福祉業界のプラスなイメージももちろんあり、「人の役に立つ」「職場の人間関係」などがあります。
しかし、そのイメージはすでにあるため、実際に求職者に対してのアピールや話す内容として、「人の役に立てる」を押してもあまり意味がないのです。それよりも学生たちが心配しているところをしっかり理解し、正しく伝えていくことが重要になってきます。
介護業界のポジティブな情報は、ほとんど知られていないのです。
こちらは、HELPMAN JAPANが行った「介護サービス業の職業イメージ調査」の抜粋です。
介護業界にもポジティブなデータはあるものの、それらはあまり伝わっていないことが分ります。
そして、これらの「介護サービス業についてのポジティブなデータ」を知った後の、「介護サービス業」への就転職想起率の変化を見てみましょう。
求職者の「知りたい情報」を正しく届けることで、各カテゴリーで介護業界の就職・転職想起率は上昇しています!
ここからも、正しくポジティブな情報を伝えたり、必要以上に悪いイメージになってしまっている部分に正しい情報を届けることができると、介護を仕事として選択する人も増える可能性があるといえます。
今後もっと必要になり、人の役に立てるこんな素晴らしい仕事 介護・福祉業界の正しい情報を届けて、どんどん働きたい人を増やしていきたいですね!
この結果からみて合同説明会やファーストコンタクトのアプローチ方法をもう一度考え直してみてはいかがでしょうか?
では、現在求職者が思っている不安をどのように払拭していったらいいのでしょうか。
介護業界・自社の良さをしっかり伝える・アピールしていくのはどうすればよいのでしょうか?
そのヒントを次回の記事で発信していきます!
【バックナンバー】
【この記事を書いた人】
瀬良 唯 株式会社Join for Kaigo(現:Blanket)
私が現職に至るまでの経緯としては、学生時代に行ったボランティアを通し介護業界に興味を持ちました。一度は別の道に進んでしまいましたが、やはり福祉・介護業界に携わりたいと思い転職を致しました。まだまだ未熟ですが、しっかりと知識を得ながら頑張っていきます!この記事を見てくださっている皆様が採用についての役立つ情報が得られるようにお届けしていきます♪