【介護の採用教室１時間目】孫子の名言が採用に重要！？

2019/11/21

はじめまして！Join for Kaigo（現：Blanket）の新人スタッフの瀬良です♪

私は介護のボランティア等を通し、今後更に必要になってくる介護業界での労働環境に

疑問を持ち、介護業界に携わっていきたいと思いJoin for Kaigoに入社致しました。

介護業界で働きたい方が更に増えるように、また高齢化社会が進む中で誰もが安心して

最期を過ごせるような社会づくりを目指したいです。

福祉・介護業界の採用について学び始めて３ヵ月。

日々の業務の中での学びをここでは皆さんにご紹介できればと思います。

既に皆様がご存知の情報も入っているかもしれませんが、少しでも採用にお困りの方へ役立つ情報を掲載できればと思っておりますので是非読んでみてください♪

皆さま、孫子の兵法

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。

彼をしらず己を知らざれば、戦うまいに必ず殆し」

をご存知でしょうか？

これは孫子の兵法の第三章「謀攻篇」に出てくる一説で「敵の実情を知り、己の実情を知っていれば、百回戦っても負けることはない」という意味です。

実は、採用においてこの考えはとても重要になってきます。

求職者が何を求めているかをわからないまま、自社の強みや特徴が何だかわからないまま、「誰でもいいから」「なんとなく」採用活動を続けても、結果的に「誰にも響かない」採用活動になってしまいます。

「採用に強い組織」を実現するためには、細かな採用施策を検討する前に、

①誰を採用したいのか、採用したい人はどんなことを考えているのか？（求職者理解/「敵を知る」）

②求職者に関心を持ってもらうために、自社の何をアピールするのか？（自社理解/「己を知る」）

ということが重要になります。

この両面をしっかりと理解し、発信していくことが、採用を成功に導くための大きなポイントなのです！

では現在、求職者側は介護・福祉業界の転職にどのようなイメージを持っているのでしょうか？
どのくらいの人が介護・福祉サービスを就職先として考えているのでしょうか？

上記の（　）の中に、いったいどんな数字が入ると思いますか？

答えは。。。

■介護・福祉サービスを転職先として（少しでも）想定する社会人は15.3％

（出展：HELPMAN JAPAN「介護サービス業 職業イメージ調査2015」）

■介護・福祉サービスを就職先として（少しでも）想定する大学生4.3%

40業種中 37位 です！！

（出展：マイナビ「2019年卒マイナビ大学生業界イメージ調査」）

予想通りでしたか？？
私は見たときに思っていたよりも低く驚きました。
「介護業界での就職・転職を（少しでも）想定する人」がこんなに少ないんです。

今、介護・福祉業界の人材不足が深刻化する中、上記のパーセンテージの中で多数の事業者が求職者を奪い合っている状態なのです。
それは採用活動も競争率が高く、大変になりますよね。
ですので介護・福祉業界に関心を持っていないひとにもアプローチをしていくのがとても重要です！

そんな中で大きく採用活動の結果に関わってくるのが、冒頭でお伝えしたように

”求職者と自社の双方を理解すること”
そして
”伝えるべき人（求職者）に伝えるべきこと（自法人のこと）が伝えられているか”
です。

突然ですが、あなたの法人の良さ・強みは何ですか？

私も、この3ヵ月で、いくつか介護事業所見学に行き、職員の方からお話をお聞きしましたが
どの法人様にも他にはない強みや特徴がありました！
この業界に携わる前と今では（まだ３ヵ月ですが・・・）すでに介護・福祉業界のイメージが大きく変わりました。

施設づくりひとつひとつにこだわりがあったり・・・
利用者様へ対する思いの強さがすごかったり・・・

癒されるような雰囲気の施設
いろんなイベントを行い元気で活発な施設
入居者様の意思を一番に考えた寄り添った施設

一言では表せない特徴があり、どこも本当に素敵な施設でした。

今この記事を見て頂いている皆様の職場でも、自社の良さ・強みがきっとあると思います。

それを求職者へ発信していくことがとても重要になってきます！

これを読んで自法人の良さ・強みってなんだろう？と思われた方
是非本日から”良さ” ”強み” を意識してみてください。

次回はまず求職者は介護・福祉業界のイメージについてどう思っているのか
”相手を知る”について詳しくお話をしてまいります！

また介護・福祉業界の採用に関するセミナー・イベントも行っております。
是非ご興味ございます方は、下記よりご確認くださいませ♪

【この記事を書いた人】