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事例

高校生向け介護・福祉の出張授業とPR:福島県様

令和5年度介護のしごとキャリア教育事業にて福島の介護の未来をつくる  「ふくしまふくしみらいキャンパス」を実施しました。

本事業の目的は、県内の高校生に向けて介護職の魅力ややりがいを届け、介護分野への参入のきっかけを作ることです。介護系インフルエンサーや現役学生起業家といった、介護分野で先進的な取り組みを行なうサポーター講師と県内の若手介護職員を、福島県内の10校の高校へ派遣し、出張授業を実施しました。

授業は、サポータ講師の講義と福島県内の若手職員へのインタビューで構成されています。ただ話しを聞いて終わらないよう、講義内で生徒へ「問い」を投げたりグループワークを設けることで、生徒参加型の授業となるように心がけました。

サポーター講師の授業では、「介護の仕事について」「地域福祉の在り方」「介護を支えるIT/ロボット」といった、各講師が専門とするテーマでお話をいただきました。介護を学ぶ生徒からそうではない生徒まで、多くの学生に介護・福祉について多角的に学んでいただける内容となりました。

サポータ講師による講義の様子

授業のアーカイブ動画はこちら

サポータ講師の皆さま

福島県内の介護事業所で働く若手職員の皆様のパートでは、「介護の仕事を選んだ理由」と「介護の仕事のやりがい」についてお話をしていただきました。

福島県内の若手職員へのインタビューの様子

若手職員インタビュー記事はこちらから

参加した282名の生徒向けに実施した授業後のアンケートでは、「介護の仕事の大変さも知ることができたけど、やりがいなどを聞いて介護の仕事につくのもいいかなと思った。」「介護って難しいと思っていたけど、話しを聞いてとても気になりました。」といった声があがりました。

また、授業前と授業後で参加した生徒の気持ちに変化も見られました。「授業前と授業後の関心度の変容」に関する項目において、「少し関心がある」「とても関心がある」「将来就きたいと思っている」と答えた生徒の割合が73%→90%に増え、授業を受けた9割以上の学生が、介護への関心を持つ結果となりました。

授業内で配布するチラシの作成

介護の仕事に関心を持ってもらえるよう、授業内で配布をする「ふくしまふくしみらいキャンパス」のパンフレット(全6ページ)を作成しました。

ポップなイラストを使いながら、介護の仕事について数字でわかりやすく表現しました。

パンフレット内では、福島の介護現場で働く若手職員の介護の仕事についた理由や、やりがいについてお話いただいたインタビューを掲載しています。また、さまざまな介護に関わる専門職を紹介しながら、介護職が高齢者の暮らしを支える上で重要な役割を担っていることを伝えています。

タイムライン が含まれている画像

自動的に生成された説明

WEBサイトの作成

より多くの福島県内の高校生に授業を見てもらえるよう、各授業実施後の情報発信を行うためWEBサイトを作成しました。福祉に興味を持っていない方でも動画を見てもらえるよう、動画に関連するキーワードを並べ、興味のあるキーワードから動画を見てもらう導線をつくりました。また授業動画以外にも、福島県で働く先輩職員のインタビューや介護・福祉の仕事を知ることができる記事を掲載し、福島県の福祉の現状を知り、福島の未来を考える要素を入れ込んでいます。

ふくしまふくしみらいキャンパス
https://fukushi-mirai-campus.com/

授業実施後の情報発信

授業を受けた学生以外にも、少しでも介護の仕事への関心を持つきっかけをつくるために、ショート動画を活用したInstagramの運用を行いました。

ふくしまふくしみらいキャンパスInstagram
https://www.instagram.com/fukushima_ffmc/

授業動画の紹介チラシ作成と配布

WEBサイトおよび授業動画を周知するチラシを作成し、県内の99校に4300部配布しました。

引き続きBlanketでは、介護事業所や自治体、業界団体からのご依頼を受け、介護の魅力発信に向けた取り組みを行なってまいります。

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