全員参加で「福祉の仕事の魅力」を伝えよう! 大田区「ふくしのしごと市」イベントレポート
2018/3/28
採用困難な時代だからこそ、よい人材と出会い、採用につなげていくためには、アイディアや企画力が求められていきます。
できない理由を探すのではなく、できることから一歩ずつ取り組んでいくと、何かが変わるかもしれない。
一つの事例として、Join for Kaigo(現:Blanket)が企画プロデュースを担当させていただいたイベントを紹介させていただきます。
2017年12月3日、大田区で開催された福祉のしごと相談・面接会「ふくしのしごと市」。大田区の福祉事業者が集い、「ふくしのしごと」を知ってもらうイベントを開催しました。
大田区はお祭りがとても多い街。
企画をご一緒させていただく、大田区の福祉事業者の方のそんな声から、大田区の福祉を地域の人たちが一緒になって盛り上げていく、そんな「お祭り」をコンセプトに企画をさせていただきました。
当日は、大田区内の高齢・障害・児童福祉領域でサービスを展開する17法人が集合。
「縁日」に見立てた法人紹介ブースや、それぞれの領域の仕事や働き方について、気軽に聞けるコーナーなどを設け、お祭りのようなにぎやかで楽しげな雰囲気を演出しました。(写真に写る提灯は、各法人様の手作りです!)
「初めてのイベントで、どれくらいの方にご来場いただけるだろうか…。」
運営メンバー・出展の法人様共々、期待と不安を抱きながらのスタートでしたが、約150名の方にご来場いただき、各法人のブースにも来場者が訪れ、非常に活気のあるイベントとなりました。
「予想よりも多くの人と出会え、有意義な時間だった」
「区内の法人で協力し合って、イベントを成功に導けたのが、今後の地域の福祉にとってよかったと思う」
「福祉や私たちの仕事に興味を持ってくれる人がまだいるんだな、と希望が持てた」
といった言葉を出展法人の皆様から頂きました。
福祉の合同就職説明会や就職イベントは、来場者の確保が難しく、苦戦をしてしまうことも多くあると思いますが、求職者の視点に立った企画・宣伝をしたり、出展法人の皆様のご協力もいただきながら、一緒に盛り上げていくことができれば、福祉の魅力を多くの人に伝え、関心を持ってもらうことができる機会になるのではないかと感じています。
KAIGO HRでは、介護・福祉の人材採用につながる様々な企画・アイディアをこれからも様々な事業者やプレーヤーの方々と一緒に形にしていきたいと考えています。
【この記事を書いた人】
野沢 悠介 株式会社Join for Kaigo(現:Blanket)取締役
大手介護事業会社にて新卒採用担当・産学共同プログラム担当・採用部門責任者などを担当し、年間400-500名規模の介護職新卒採用スキームを構築。
2017年 株式会社Join for Kaigo(現:Blanket)取締役就任し、介護領域全体の人材確保・定着力の向上を目指す。主な研修実践領域は、コミュニケーション・キャリアデザイン・リーダーシップ・チームビルディング・目標設定等。