介護人材確保のロードマップ作成・中高生向けに介護のPR：北九州市様

令和5年度『みらいつなぐ』介護のしごと魅力発信事業にて、行政と北九州市内の介護事業者が一体となり、介護人材確保・定着に向けたロードマップ作成のためのワークショップを開催しました。また、介護のしごとを若手層に届けるため、介護の仕事の魅力を訴求するイベントの企画や、WEBサイトの制作も実施しました。

介護人材確保・定着に向けた取り組みのロードマップを作成

介護の需要が高まる一方で、介護職員の人手不足や生産年齢人口が今後急激に減少することが見込まれる中で、介護の人材確保・定着の取り組みを計画的に行うためのロードマップの作成を担当させていただきました。

ロードマップ作成に向けて『北九州市介護人材確保・定着に向けたワークショップ』を開催。北九州市の介護事業者、ハローワーク、教育委員会、学校教員、自治体関係者など、介護人材確保・定着に関連するステイクホルダーの皆さんにご参加いただき、それぞれの視点からアイディアやご意見をいただきました。

ワークショップ内で出た意見、市長インタビューでのご発言を踏まえ作成したロードマップは、「vol.1」とし、今後アップデートしてく前提としています。

介護の未来をつなぐ北九州　WEBサイト：https://city-kitakyushu-kaigo.jp/

介護のしごと魅力発信の一つとして、北九州市内の中高生を含めた若手人材に向けて、介護職に対する認知度の向上やイメージアップを目的としたWEBサイトの作成をしました。

本事業のテーマ「みらいつなぐ」をコンセプトに、介護の仕事、これからの社会がもっとわくわくする”みらい”を考え、一緒に作っていく仲間が増えるように。そんな想いを込めてコンテンツやメッセージを作成しました。

北九州市内の介護職員の皆さまからのコメントの掲載や、介護・高齢化社会に関するデータや介護ロボットの紹介も入れ、介護の未来の可能性にわくわくを感じていただけるよう工夫をしています。

またインタビュー記事では、武内市長の取材記事、北九州市内事業所の起業家・職員・利用者の”みらいへの想い”をご紹介しています。

WEBサイトをより多くの人に届けるために、InstagramやXを使い、情報発信も行いました。

北九州市が主催をする高校生・中学生等を対象に、北九州市内の地元企業の仕事内容や市内大学の研究等について直接話を聞き、体験できるイベント「ゆめみらいワーク」に介護ブースの出展をしました。

「介護は、ミライだ。」をコンセプトに、介護のテクノロジーの進化、働く職員の声を届け、介護の仕事をより前向きに捉えるきっかけを提供する場を企画しました。

配布チラシの制作やブースの装飾も担当しました。オリジナルイラストを作成し、学生が手に取りやすいデザインに仕上げています。

当日は600名という多くの学生と出会うことができました。「テクノロジーの進化や発展が面白い・将来にワクワクした」といった意見や、「介護のやりがいなどに触れ、面白い仕事だと感じた」といった、介護の仕事に対してポジティブな感想があがり、介護について前向きに捉えている感想を聞く事ができました。

引き続きBlanketでは、介護事業所や自治体、業界団体からのご依頼を受け、介護の魅力発信に向けた取り組みを行なってまいります。