若手介護職向け 未来の介護の広報担当育成プログラム：大分県
コロナ禍で地域の事業所間の交流が減り閉塞感が強まる中、 職場を超えた大分県内の若⼿介護職のつながり作りと広報スキルのアップを目的に、2日間に渡って開催しました。ワークショップを交えて参加者同士が交流しながら楽しくSNSの活用方法を学び、スキルアップできるような企画・設計を行いました。また、広報物（チラシ）の作成も担当いたしました。
初日は、なぜ未来の介護の広報担当者が必要なのか、介護⼈材の現状と今回のプログラムの目的を参加者と共有し、発信の重要性についてお伝えしました。インプットの後は、なぜ介護の仕事に就いたのか、仕事で面白いと思ったエピソードを４人１組のグループに分かれて実施。参加者同士が意見交換することで、自分では気づかなかった仕事の魅力を発見したり、お互いの理解を深め合う時間を設けました。更に、情報発信において大切なキーとなる多角的な視点が持てるよう、実際の介護の現場の映像を⾒ながら考えるグループワークも実施しました。
2日目は、現場の中で⾒つけたPR・広報ネタをグループで共有し、SNSでの発信スキルを学びました。一口にSNSといってもツールは様々です。そこで、各SNSの特徴や具体的な使い方をイメージしてもらえるよう、積極的にSNSを活用している介護現場の実践事例をご紹介しました。不特定多数の目に触れるSNS。個人情報の取り扱い等気をつけたいポイントもお伝えしました。
■参加者の声
コロナが流行り出し、他社の方たちと話す機会もなかったので参加できてよかった
今後の人材育成や職場の雰囲気づくりに役立てそうだと思った
広報活動に取り組むことで、日々の支援に対する視点が変わり、ケアの質が上がることを改めて知ることができた
実際の仕事内容の言語化など、広報担当としてのスキル向上につながると感じた
具体的事例や役立つ内容が多かった。自らの仕事の振り返りにもなった
といった感想があがり、他事業所との関わり合いの機会の創出や、自施設だけでは気づけない発見や学びが得られたようでした。
また、2022年1月22日(土)には「おおいた介護職トーク会」に、秋本がファシリテーターとして登壇しました。イベント内では、県外在住の大分県出身者を対象に、大分県内の介護サービス事業所等で働いている若手介護職員とトークを行いながら、仕事のやりがいや職場選びのポイントといったリアルな声をキャッチし、皆さまにお届けしました。
引き続きBlanketでは、介護施設・社会福祉協議会・自治体など様々な団体からのご依頼を受け、介護・福祉施設の職員向けのコミュニケーション研修や、人材育成を軸にした研修を実施して参ります。
▼講師
株式会社Blanket代表取締役：秋本可愛
